世界滅亡する、オトナリさんの場合
ネリ「バルサン」
バルレイ「どうしたんだい、ネリ?」
ネ「ネリ、今日、イシュカから世界が滅亡するって聞いた」
バ「それはまた。よくある噂だね」
ネ「滅亡…する?」
バ「ははは!そんなのする訳…」
ネ「するの…?」
バ「……。しませんよ。きっとしません。今までも、何度も何度も同じような予言がされ、その度に人々は騒ぎ立て、結局はしませんでしたから」
ネ「…そう…。良かった。私、こういう噂を聞いたのは初めてだから…ちょっとだけ、本気にしちゃった。バカみたいね」
バ「いいえ。そんなことはありませんよ。もしかしたら本当に滅亡してしまうかもしれません」
ネ「え!」
バ「きっと、しません」
ネ「ううん、怖くなったんじゃないの。不謹慎かもしれないけど、少しだけワクワクした」
バ「それは」
ネ「バルレイともこれでお別れね。今日は最後の晩餐、豪華なお料理にしてね!」
バ「それは構いませんけど、私は11月の半ばあたりから冬眠しなければなりません。そろそろお料理を覚えて頂きませんと」
ネ「……えっと……」
バ「逃げない!」
ネ「鬼バルサン〜〜!!」
バルレイ「どうしたんだい、ネリ?」
ネ「ネリ、今日、イシュカから世界が滅亡するって聞いた」
バ「それはまた。よくある噂だね」
ネ「滅亡…する?」
バ「ははは!そんなのする訳…」
ネ「するの…?」
バ「……。しませんよ。きっとしません。今までも、何度も何度も同じような予言がされ、その度に人々は騒ぎ立て、結局はしませんでしたから」
ネ「…そう…。良かった。私、こういう噂を聞いたのは初めてだから…ちょっとだけ、本気にしちゃった。バカみたいね」
バ「いいえ。そんなことはありませんよ。もしかしたら本当に滅亡してしまうかもしれません」
ネ「え!」
バ「きっと、しません」
ネ「ううん、怖くなったんじゃないの。不謹慎かもしれないけど、少しだけワクワクした」
バ「それは」
ネ「バルレイともこれでお別れね。今日は最後の晩餐、豪華なお料理にしてね!」
バ「それは構いませんけど、私は11月の半ばあたりから冬眠しなければなりません。そろそろお料理を覚えて頂きませんと」
ネ「……えっと……」
バ「逃げない!」
ネ「鬼バルサン〜〜!!」
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