虹明かり

神「ふふふ。嬉しいなあ。ねえユメクイ、手作りなんだって。すごいね」
夢「顔ー。チョコ貰ってから緩みっぱなしで別人みたいだねー」
神「仕方無いじゃない、嬉しいものは嬉しいんだから。ふふ、見てこれ。エナタのチョコなんて焦げちゃって」
夢「はいはいー」
神「普段料理なんてしないのに、小生の為に頑張ってくれたんだって。嬉しいな」
夢「はいはいー。で、この空気の中でヒジョーに渡しにくいんだけどー」
神「ん？」
夢「毎年の決まりみたいになってるからねー。はいこれー、アタシからのチョコだよー喜びなー？」
神「ほんとに？有り難う、いくら睡眠薬が入ってるチョコだとしても嬉しいよ」
夢「あらー、バレバレだねー」

春「ユメクイっ！私へのチョコは〜？ｗ」
夢「ちゃんとあるってー。はい、睡眠薬が入ってないチョコー」
春「わーい！ｗ」
夢「それとー。キィヤナ達へはアタシから渡しといたよー。アンタのチョコー」
春「うふふｖありがと〜ｗ」
夢「アンタからの、とは言わなかったよー」
春「うん、それでいいの！助かるわ、ユメクイが居てね」
夢「まあ、アタシからの気持ちもちょこーっとは入ってるしねー。だからちょーどよかったんだよー」
春「素直に、ルッ君に帰っておいでって言ったら？ｗ」
夢「…それは素直、じゃなくて嘘、の間違いでしょー？」
春「うふふ！それはどうかしらね？」

モ「お母様っ！お母様もルクセヌにチョコ渡したですか？！」
夢「ああー。それがどうかしたのかいー？」
モ「ただでさえ…殺さなきゃいけない雌豚どもがうようよいるのに…お母様まで射程範囲に入れなきゃいけないだなんて…（ブツブツ」
夢「なんか勘違いしてるみたいだけどー。アタシはルックにチョコ渡しただけだよー。代理ー」
モ「代理…ですか？」
夢「あれは春夢のチョコー。だからもう死んでるー」
モ「…なーんだ！そうだったですか！それならそうって言ってくれれば良かったのにですーｗ」
夢「……」
モ「…まずはあの黒髪キャピキャピ女…次にあの腐女子…それでアナザーどもを…脳を散らして花を咲かせてやるです…（ブツブツ」
夢「お熱なこってー」