虹明かり

チェル「リィ？何を作っているの」
リィ「チョコ！ばれんたいんだから！」
チ「誰に、渡すの？」
リ「おねえちゃんっ！(にぱー☆」
チ「ふふ…そう、私も…作ったの。可愛い可愛い私のリィだけに…」
リ「ほんとう！？ｖ」
チ「一月くらい前から…かしら、リィが眠っている間にこっそり抜け出して人里までおりて…素敵だと評判と聞いたチョコを快く《譲って》頂いたの…。それからはもうとにかく様々な人間に快く《教えて》頂きながら材料を《譲って》貰って…この間、やっと集め終わったのよ。それで…」
リ「わああ！おねえちゃんすごーい！」
チ「リィのためならこのくらい何でも無いことよ、ねぇ」
リ「リィもいっぱいがんばったよっ！はいっ♪」
チ「ありがとう。大切に大切に大切にするわ…！氷付けにしたあと毎日ほお擦りする。永遠に私とこの可愛らしいチョコは一緒よ…絶対に離さない」
リ「おねえちゃんがよろこんでくれてうれしいな〜///」
チ「……リィ、その手にもってる、もうひとつのチョコは誰へあげるもの？私じゃないの？」
リ「これはね、パウパウおじちゃん！おじちゃんがね、ほしいって言ってたから！」
チ「そう……」

パ「おーさくらんぼたち！アローハー☆」
リ「おじちゃんあろーはー★はいっ、ハッピーばれんたいん！」
パ「お、おお！おお！リィ〜〜ありがと〜〜！！」
チ「……」
パ「チェルは無いかぁ？」
チ「これ。買ったのだけど。作るのはリィだけ」
パ「おおおお！！おじちゃん嬉しいぞお！！」

キランジェル「…なんでおっさんはあんなにチェルちゃんに好かれてるのよ…」←去年リィからチョコ貰った時に、その場でチェルに燃やされた人