語り部に告げられし言葉と干渉された声帯
其れは、何時までも何時までも届かない…。
何時しか、現実と幻想が溶け合い
自分を支配し始めていたのは恍惚で
きっと彼も自分と同じ気持ちを抱いているのだろうかと考えてしまった。
甘く、温かく、心地好い、しかしそれは蟻地獄だったと
はまり込んだら抜けられない、そんな巣窟
未だに抜けられない自分は、何時か崩壊してしまうかもしれない。
けれど、自分が壊れようと狂おうとも、貴女をひどく想っていたのだと言うこの事実だけは遺しておきたい。
『忘れようとしても忘れられなくて、そういう時に限って夢で逢ってしまったりして』
苦しみと悲しみと切なさに耐えられずに、声を殺して泣いた。
『何度も何度も自分の心ごと、殺そうとした』
それで貴女が幸せならばと思った。
『私だって自分が辛いのは嫌だ、だけど何より私が貴女を辛くさせているという今が嫌だ、確かにそう思った』
だからと言って何か自分に出来ることはあるのだろうか?
『勿論、答えは堂々巡り』
自分の望んでいることが叶う訳が無いと理解してしまっているからこそ、貴女の傍に居られなくて正解だったのではないか。
少しでも希望を持ってしまったら、もう戻れない気がする。
このままの距離で、貴女から遠く離れたこの場所で
だけど恐らく限りなく近いこの場所で、何時までも貴女を見ていられたら…
一人で在りながら憧れて生きるのは駄目かな?
あの人の生き様と貴女の矛先に、何時までも何時までも憧れて終わるだけの生き方。
何時しか、貴女が幸せになれたなら
自分はこの両目を閉じてしまおう
嫉妬深い自分が心から喜べるとは思えないから、貴女の見えない所まで潜ってしまいたい
「…だってさ」
何時しか、現実と幻想が溶け合い
自分を支配し始めていたのは恍惚で
きっと彼も自分と同じ気持ちを抱いているのだろうかと考えてしまった。
甘く、温かく、心地好い、しかしそれは蟻地獄だったと
はまり込んだら抜けられない、そんな巣窟
未だに抜けられない自分は、何時か崩壊してしまうかもしれない。
けれど、自分が壊れようと狂おうとも、貴女をひどく想っていたのだと言うこの事実だけは遺しておきたい。
『忘れようとしても忘れられなくて、そういう時に限って夢で逢ってしまったりして』
苦しみと悲しみと切なさに耐えられずに、声を殺して泣いた。
『何度も何度も自分の心ごと、殺そうとした』
それで貴女が幸せならばと思った。
『私だって自分が辛いのは嫌だ、だけど何より私が貴女を辛くさせているという今が嫌だ、確かにそう思った』
だからと言って何か自分に出来ることはあるのだろうか?
『勿論、答えは堂々巡り』
自分の望んでいることが叶う訳が無いと理解してしまっているからこそ、貴女の傍に居られなくて正解だったのではないか。
少しでも希望を持ってしまったら、もう戻れない気がする。
このままの距離で、貴女から遠く離れたこの場所で
だけど恐らく限りなく近いこの場所で、何時までも貴女を見ていられたら…
一人で在りながら憧れて生きるのは駄目かな?
あの人の生き様と貴女の矛先に、何時までも何時までも憧れて終わるだけの生き方。
何時しか、貴女が幸せになれたなら
自分はこの両目を閉じてしまおう
嫉妬深い自分が心から喜べるとは思えないから、貴女の見えない所まで潜ってしまいたい
「…だってさ」
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