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すごく安心するんだ。
その声を聞くたびに。
−マクシィ−
「…マクシィ、メロンソーダ買って来たんだが飲むか?」
「飲むーww」
「…はい」
「わぁいwキィちゃん、ありがとぉww」
「…どう致しまして」
そう呟くようにぼそりと言って、彼はふいとそっぽを向いた。
無愛想なわけではない、照れているのだ。
「…マクシィ」
「んん〜??なあに??」
「……マクシィ、」
「なになにぃ??w」
長い前髪で表情が見えない彼は、それをいいことにいつまでもあたしの目をまっすぐ見ようとしない。
すごく安心するんだ。
その声を聞くたびに。
あたしの名前を呼ぶたびに。
「キィちゃん」
「……なん、だ…?」
「もっと呼んでほしいなぁ」
「…マクシィ」
「うん、そんで、なでてほしーなあw」
「……こうか…?」
「にゅふーwwキィちゃんだいすきぃ!!」
キミのしあわせはあたしのしあわせ、
あたしのしあわせはキミのしあわせ。
ずっと求めていたモノたち、みんなココにあるんだ。
あなたのコエ
あなたのエガオ
あなたのナマエ
あなたのソンザイ
あなたのタチバは事実上消えてしまったのだけど、あたしは覚えてるよ、何もかも知ってるよ。
だけどあたしはキミのしあわせを維持させたいから、何も知らないあたしでいたい。
あたしはこんなタチバなんて要らない。
こんな能力なんて要らない。
あたしは『カミサマ』なんかじゃなくていい。
あたしはただの『マクシィ』でいい。
すごく安心するんだ。
その声を聞くたびに。
あたしの名前を呼ぶたびに。
…キミたちの仕草の全てが愛しい。
その声を聞くたびに。
−マクシィ−
「…マクシィ、メロンソーダ買って来たんだが飲むか?」
「飲むーww」
「…はい」
「わぁいwキィちゃん、ありがとぉww」
「…どう致しまして」
そう呟くようにぼそりと言って、彼はふいとそっぽを向いた。
無愛想なわけではない、照れているのだ。
「…マクシィ」
「んん〜??なあに??」
「……マクシィ、」
「なになにぃ??w」
長い前髪で表情が見えない彼は、それをいいことにいつまでもあたしの目をまっすぐ見ようとしない。
すごく安心するんだ。
その声を聞くたびに。
あたしの名前を呼ぶたびに。
「キィちゃん」
「……なん、だ…?」
「もっと呼んでほしいなぁ」
「…マクシィ」
「うん、そんで、なでてほしーなあw」
「……こうか…?」
「にゅふーwwキィちゃんだいすきぃ!!」
キミのしあわせはあたしのしあわせ、
あたしのしあわせはキミのしあわせ。
ずっと求めていたモノたち、みんなココにあるんだ。
あなたのコエ
あなたのエガオ
あなたのナマエ
あなたのソンザイ
あなたのタチバは事実上消えてしまったのだけど、あたしは覚えてるよ、何もかも知ってるよ。
だけどあたしはキミのしあわせを維持させたいから、何も知らないあたしでいたい。
あたしはこんなタチバなんて要らない。
こんな能力なんて要らない。
あたしは『カミサマ』なんかじゃなくていい。
あたしはただの『マクシィ』でいい。
すごく安心するんだ。
その声を聞くたびに。
あたしの名前を呼ぶたびに。
…キミたちの仕草の全てが愛しい。
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