虹明かり

親馬鹿な腐女子マイペースがモットー【びーえるとかじーえるとかいろいろ雑多。ご注意を】暇あらば何かと呟いてます。落書きとか駄文とかペットたちの写真とか現状:あたたかくなってきた◆サイトhttp://maxxx.web.fc2.com/◆Thankshttp://www.backgroundlabs.com
親馬鹿な腐女子
マイペースがモットー

【びーえるとかじーえるとかいろいろ雑多。ご注意を】

暇あらば何かと呟いてます。
落書きとか駄文とかペットたちの写真とか

現状:あたたかくなってきた

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ストーカーは犯罪ですぅ><

ぞくりと寒気がした。

「何で君を仲間にしたか分かるか?」
「……え…」
「君が余りに綺麗で、どうしても自分の物にしたかったんだ」
「…?」

彼はいつものような笑みを浮かべて言った。
それが本当に日常的な表情だったので、冗談なのか否かすら分からない。

「それなのに君ってば、僕らの仲間になった時からずっと誰かに心を奪われているよね…悲しいな」
「……」
「昔は君の妻に、今は使用人であるルクセヌ・アンダンテにね」
「違うっ!あんな男、何とも思ってはいない!邪魔なだけだ!」
「そうムキになることは無いだろう?」
「………っ」

つい声を荒げてしまった自分を恥じて口をつぐむ。



『ルクセヌ、ここで愛してるって言って抱きしめてほしいです…』
『…ああ、愛してる』
『ふふっ、嬉しいです。そのままキスしてほしいですよ…』
『……ん…』



目の前で見せつけられて、オレの中で何かが耐えられなくなった。

分かっている、ルックがモイカに脅されて行為を強要されているのだということくらい。
それなのに何故か悲しかった気がする。
同時に、恐らく自分をネタに脅されているのだろうと理解して無力すぎる自分に腹が立った。

…だから気晴らしと相談を兼ねて、昔から世話になっている彼を訪ねたのだが。

「僕ならルクセヌのように弱くないから君を悩ませることもないよ?」
「…!? 何を言って…!」
「少しは言うこと聞いたほうが良いんじゃないかな」
「知るか…っ」
「4月10日は君達にとって特別な日なんだって?」
「!!」
「クールな振りして大分入れ込んでるね。ああ、身長も2cm差で負けてるんだよね、それは悔しい」
「な…あ…」
「植物と対話出来るんだってね?すごいねえ。それに君以外の同居人には秘密で水商売やってるんだよね。健気じゃない」
「……や…」
「そうそう、生まれた直後に実の母親に捨てられて道端に置き去りにされたところをユメクイに拾われたんだっけ。ユメクイかあ、一度は会ってみたいな」
「………」

言葉が出ない。

「僕の情報網は、君だって知ってるだろう?」
「……」
「いつだって殺せるんだよ、君の大切な人をね」
「……やめろ…」

自分でも情けないと思う程度のか細い声しか出なかった。
ルックも脅されていると言うのにオレまで脅されてどうすると自分を叱咤するが、突破口が見つからなかった。
体が意思に反して震えているのを自覚し死にたくなる。

「可愛いね」
「……煩い…!」
「怖い?」
「ふざけるな!」
「ふざけてなんかないよ、僕は本気さ。いっそのこと君を監禁したいくらい」
「……っ」



1番思ってはならないことを思ってしまった自分に嫌気がさした。
助けて、などと。






自分の子にストーカーがいすぎてワロタ

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