虹明かり

学校で泣くなんて二度としたくなかったのに…
まあそれは私の弱さのせいだから仕方ない。



結局のところ、謝罪されようが何を言われようが許すつもりはないんだよ。
だって彼女らが一方的に悪い訳ではないから。

彼女らを一時的にでも信用して軽率な行動をとった私も悪い。
少なくとも「友人」という関係であるのに、いつもへらへら笑って本心出さなかった私も悪い。

被害者面して同情を誘うつもりなんて更々無い。寧ろ拒否する。
だから泣きたくなかった。
泣くしか方法無いのかよって思われそうでさ。

でもなんかもう情けなくって。

信用なんかした自分が。



結局のところ、私は彼女らを許すつもりが無い。
けれどそんなこと言い合っていてもキリが無いから、妥協したフリはする。

私は彼女らの気持ちなんか理解できない。するつもりも毛頭ない。
それと同じように
彼女らは私の気持ちなんか理解出来るはずが無い。いくら理解したつもりでもな。



…友達と思って信用した自分が馬鹿を見た、ただそれだけのいざこざだよ。
もうこれ以上は何も言わない。